家事・育児をこなしながら、仕事も両立させているワーキングマザー、通称「ワーママ」と呼ばれる女性たち。厚生労働省が2019年度に発表した(国民生活基礎調査)によると18歳未満の子供を育てながら働く女性の割合は72.4%にも及ぶとのこと。家事に仕事に育児に大忙しなワーママの一日はどのように過ぎていくのでしょうか?2歳児を育てる、ワーママの私の一日をご紹介していきます。
参考:2019年 国民生活基礎調査の概況→世帯数と世帯人員の状況
ワーママの朝~日中
ワーママの起床時間は平均で6時~6時半と言われています。私も大体6時半頃に起きます。冬の時期のこの時間帯は、まだ外も薄暗く寒いですが、そんな中ワーママ達の一日はスタートします。
6時~6時半頃 起床
- 朝食の支度
- 掃除、ゴミ出し、洗濯
- 自分の支度
- 人によっては夕飯の仕込みもこの時間帯に行います。
寝ぼけ眼の中こなしている朝のタスクも、予定通りに進むとは限りません。わが家のイヤイヤ怪獣が目を覚まします。。。
イヤイヤ期を過ぎたお子さんがいる方も、朝は不機嫌モンスターなことよくあるのではないでしょうか?
「あれが食べたい」「これが欲しい」「保育園(幼稚園、小学校)行きたくない」
子供の欲望をなんとか言いくるめつつ朝のタスクもこなしつつ
8時~8時半頃 送り出し
子供を保育園に送っていきます。朝だけで相当疲労が溜まりますが、ワーママ達はここから出勤していきます。私の場合、在宅勤務なので急いで自宅に帰ります。
業務中も業務をこなしつつ、合間を縫って夕飯の献立や、夜にやらなきゃいけないタスクを考えています。
ワーママの夜~寝るまで
17時~18時 お迎え
業務終了後は休むことなく、子供のお迎え→夕飯作り。こんなご時世じゃなかったら終業後にちょっと一杯・・。と行きたくなるところですが私たちにそんな時間はありません。子供の話に耳を傾け、子供を見守りながら、
- 夕飯作り
- 掃除
- 明日の保育園の準備
等様々なタスクを同時にこなしていきます。
私は毎日献立を考えるのが苦手なので、休日におおまかな一週間の献立を決めてしまって、それに合わせて買い物に行きます。
19時~20時 夕飯
大切な家族の時間です。我が家はテレビをつけたままにする事が多いですが、テレビに出てくる物や動物の話をしたり、保育園でどんなことをして遊んだのかを聞いて、コミュニケーションを取っています。息子は食べムラが激しいので、冷蔵庫に【納豆】と【しらす】と【チーズ】を常備しています。離乳完了期ですか?というくらい小食で、普段から全然食べない息子ですが、今日も元気いっぱいにはしゃいでいるので百億点満点!
20時~22時 遊び時間~就寝
- お風呂
- 歯磨き
- 本読み聞かせ・寝かしつけ
夫が早く帰宅して育児に参加する日もあれば、ワンオペ(ほとんどの家事・育児を一人で担う育児スタイルのこと)の日々が続くこともある我が家ですが、私はどんなに疲れていても【最低10分は子供と真剣に遊ぶ】を心がけています。育児の時間は人生の中でも、貴重で限られているので、こなせなかった家事があろうと寝る時間が多少遅くなろうと、『子供と楽しい時間を共有する』ことを意識して、日々過ごしています。また、できるだけ子供と一緒に布団に入るようにしています。布団に入ったらあまりスマホは触りません。
どうしても当日中にやらなきゃいけないことがある時だけ、こっそり布団から抜け出してやっちゃいますが大抵は次の日に回して、どんなに遅くても23時までには寝ています。睡眠不足じゃ、忙しい日々を乗り越えていけませんからね・・・。こうして長いようで、一瞬で過ぎていく一日が終わっていくのです。
ワーママ歴はまだまだ浅い私ですが、2つ大切にしていることがあります。
大切にしていること2つ
子供の声を聴いて子供の目を見る
子供が「お母さん見てー!」と言ったことに対して、できるだけしっかりと返事をして、子供の顔を見て話しを聞いています。子供が子供として親を求める期間は、実はそんなに長くないのです。
「やってないこと」より「やったこと」を考える
家事も育児も手を抜いたって死にはしない。掃除なんてできる時にしたらいい。
タスクに追われ過ぎて疲れ切って怖い顔のママより、目標の7割できたら花丸満点だと思い笑っているママの方が、自分にも子供にとってもハッピーで良いと思っています。
最後に
お仕事は手を抜けない分、家事・育児は【程々に頑張ります。】みなさんもまずは、自分自身を大切にして、たまに甘やかして自分にご褒美をあげてくださいね。