小学校で行われていた個人面談は、中学校になると、三者面談になります。
えっ、そうなの?と思われた方もいるのではないでしょうか。
ご自身が中学生の時、三者面談があったこと覚えていますか?私は、ただただ緊張していたのを覚えています。
先生と親と私、3人だけの空間。
将来のこと、勉強のこと、成績のこと、短い時間の中で伝わるのかどうか、正直に進路を言ってダメだと言われないだろうか、そんなことを思っていました。
結局、親も先生も自分の夢を応援してくれて、頑張れた記憶があります。
さて今回は、中学校の三者面談についてお伝えしていきます!
地域によっても、学校によっても異なる場合がありますので、
こんな雰囲気で行われるんだと イメージしていただけると幸いです。

1.【いきなり、3人!?何を言われるの??】
親子揃って、いきなり先生と3人で何を話せばいいのか、未知の領域です。
小学校までは、先生と親との2人で子どもの事を話をして、これからも見守っていきますねと 明るい雰囲気で楽しい時間の方が多かったと思います。
中学校では、高校進学(だいたいは進学する為)の話も次第に多くなってきます。
担任の先生だけれども、中学校になると専科(例:国語の授業のみ受け持つ)の先生でもあるため 1日中子どもの授業態度、生活態度を見ることはできません。
専科の先生にコメントをいただいたりいろんな角度から子どもの学校生活を話してくれます。
2.【三者面談ではどんな話をするの?】
流れとしては、先生と子どもとのやり取りを聞きます。
学校生活、勉強、お友達、委員会活動、クラスの様子など… そして、そのやりとりの感想を親が話したり、家での様子や親が思い描いている勉強スタイルや進路について話をします。
面談時間は、平均約15分程。内容は個人差もあります。年に2回ほど予定されています。
三者面談を通して見えてくる課題や学校での子どもの頑張り等、普段家では見せない様子を知ることができます。
3.【小学校と中学校との面談の違いは??】
ここまで述べてきましたが、
小学校と中学校の面談の違いは、子どもの意見と先生の意見、そして親の意見が聞けることです。
しかし、この時期は、思春期や反抗期が交じり合うお年頃です。
自分の気持ちを伝えるのが恥ずかしかったり、面倒くさくてイライラしたり、ちょっと難しい時期でもあります。
だからこそ、相手の話を聞くこと、自分の気持ちを伝えることの大切さがカギとなります。
普段から親子のコミュニケーションがうまくいっていれば、そういった問題にも頭を抱えることは少ないのですが。

~まとめ~
いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?
初めての三者面談は、親子にとっても実は先生にとっても非常に緊張する空間です。
緊張しすぎないよう、お互いがありのままで向き合える三者面談にしたいですね。
そして、子どもにとって進路を決める大事な時間でもあります。時には、親子で意見が合わなかったり、ケンカもしてしまうかもしれません。
しかし、最終的に決めるのは、子ども自身です。温かく見守っていきたいものですね。
子どもの成長を先生と一緒に、卒業式にはみんなが笑顔で中学校を卒業できるよう、三者面談を有意義なものにしていきましょう!!