特別って言っても特に難しいことをするわけじゃないし、お母さんが全部用意してあげる事も無いし、出来ちゃう人がいるからって誰もが全部できなくてもいい。
「遊んであげなくちゃ」を「一緒に遊ぼう」にするだけで、子供たちはお母さんがくれた【とくべつ!】を楽しんで膨らませて、思い出をどんどん増やしていきます。

「でも・・そんなこと言われたってどうすればいいのかわかんないし、よそのうちはうまくいったかもだけどうちの子もそうなるかもわかんないよ」
ですよね~・・・でもそれって当たり前のことですし、みんなちがう。だからこそ特別になる。
そんな何でもない事を遊びに変えていく「一緒に遊ぼう!」を実体験から紹介していきたいと思います。
みつけっこしよう
これはかんたんにいうと・・・見つけるだけ(笑)
いつもの散歩みちやお買い物のコースで出来ちゃう「みつけっこしよう!」
この一言で始められます。
いつも歩いているだけの場所で「なにか気になるものあるかな?」「見つけたら教えてほしいな~(≧▽≦)」これだけ伝えてスタートです、見つけるものは何でもいいんです。
例えば・・
道路や塀に書かれた落書き
おかれた植木鉢に生えているもの
気付いていなかった花
名前も知らないけど生えている草
木の実・落ち葉・落とし物や石ころ・・

本当に何でもいいので、これは結構ハマる子供が多いんです。そして広がりがあります。
年齢や好みで括りを発動してみたり、曜日によって色を決めてみたりと様子を見ながら決めてあげてもいいし、子供と相談して決めてもいいし、誰かがやってみたことをまねしてみたっていいので、ネタ切れも起こしにくい。(笑)
未就園児→幼稚園→小学校と、年齢に合わせて見つけた後どうするかを変えてみても面白いし、お出かけしたときや休みの日なら、山・海・川・森などなど広がりはつきません。
そういう時はせっかくなので「集め袋」を用意してあげると良いですね。木の実や貝殻、きれいな葉っぱなんかの「よく子供が持ち帰りたがるもの」をバッグに直入れしたり、ポケットに入れて後が大変!などという事も防げますし、見つけて集めたもので次の遊びにつながります。
注意
この遊びで注意しなくてはならないこともあります。
子どもは夢中になると他への注意力が極端に下がるので、一緒にいる大人がそのつもりでみてあげること。
一番大切なのは、子供が見つけたものをつまらないと言ったり、そんなの知ってるよなどと言ってしまったり、子どもの楽しい気持ちを折るような発言はしない事です。
自然の中で遊ぶときは大人にも多少の知識が必要になったり、お家で決めたルールを子供が守れることが必要になったりするので、一気に進まず一緒に遊びながらついでに学んで出来る遊びを増やしていけると良いですね。
おうち遊びも一緒に
おうち遊び・・・自宅だけじゃなくて室内遊び全般の事ですね。
おうちでは、家事や仕事の最中にスマホの力を借りてかまってあげられない時間をやり過ごす方法が多く使われ、良いとか悪いとか色々な意見有りますが「ばっかりじゃなければいい!」私はこれですね。
昔はそんな風にしなかった!なんていう方も当然いますが、気にする必要はないと思います。だって・・・しなかったじゃなくて出来なかった&する必要が無かった。この場合が多いから(笑)
ないものは使えませんし、仕事をする必要がない場合は物に任せないでも自分が見てあげられますから。スマホは無かったから使えなかったけど、夕方からアニメを放送していてテレビを見て時間を過ごしていた場合は同じです。(笑)
時代や状況で変わって然りなので、何か一つの方法だけが絶対に正しいという事はありません。ただ、そればっかりにするのはやめて色々やってみようっていう事です。

外食時の待っている時間、スマホを見せておくのをやめて折り紙を渡してみると、スマホだと一人で見ているだけになりがちな時間に「何が出来るかな~」「ここどうやるの?」なんて会話も生まれたり「すごいね~」「面白いね~」「そんなのもできるんだ!」と、ほめたりいい意味での驚きを伝える機会が出来たりします。
本当に驚かされたことも何度もありましたし、ぐちゃぐちゃになっちゃうこともありましたがそれもまた一興!楽しみましょう。
ぐちゃぐちゃのときにあえて何を作ったか聞くと、失敗だという子がとても多かったのですがそこから何かを見出そうとする子も結構います。
「言われてみればそうかもしれない(≧▽≦)」な凄い発想が飛び出してきたりもします。
折り紙だけじゃなくてお絵描きでも同じですが、みつけっこの時と同じで子供の作品をけなさない事が大切です。
これだけを大人のルールにしておけば難しい決まりはありませんが、出来れば大人が子供の一歩先を歩けるともっといいです。
寝た後に折り紙の本でも見てまだ子供が作り方知らないものを何か一つでも覚えておくと、子どもの前で披露したときに「お母さん凄い」と目を輝かせてくれたり、「どうやるかおしえて」で遊びが広がったり、子供が出来ることも増えたりします。
まとめ
今回は遊びへの入り口的なものになりましたが、子どもの興味・発想はいくらでも育つので、一緒に遊んで大切な時間を特別な時間にしていけたらいいですね。親の気持ちが子供に伝わる遊びを、実体験から少しずつお話できたらと思います。
季節で変わる遊びもあるので、紹介は順不同です(笑)