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一緒にあそぼう!その1~いつもの事でも特別になるよ~
知っている方も結構いるのではないかと思いますが、この遊びもなかなか奥が深いです。
どこで?誰と?いつ?…はい!オールオーケーです、さらに人数制限もありません(笑)
晴れの日は外で、外遊びが出来ないときは室内で出来ます。
子どもが好きな「よーいドン!」がある遊びの一つですが、移動距離はやりようでいくらでも調節可能なので、お母さんが子供についていけずに……も防げます。

用意するもの
さて、準備しましょう!
外の場合…ロウセキとかチョーク&一人一つの石
※ロウセキって…簡単に言うと【書ける石】です、天然の石だけど白くて薄いと手で折れるほど柔らかい(現物写真はいつか駄菓子屋さんのお話の時に…しばしお待ちを。)
室内の場合…紙とペン&スペースに応じて、おはじきでも丸めた紙でも!
外での場所選び…書いていい場所(チョークなどで書いても怒られない場所)
道路なら車のあまり通らない私道や裏道が良いですね。
家の前とかでできたら最高です、もちろん公園の広い場所でもOK!
やりかた
①円を書きます、これは大きいほうが遊びやすいので直径80cm以上が理想です。
②基本はピザを切ったような分け方で円を分割して

③1マスごとに行き先を書き込みます。(ここが調節ポイントです)
近い場所・遠い場所(普段は目の前~30メートルくらいが無難)で触れるものであれば家でも自転車でも標識でも木でもいいですね、公園ならジャングルジムとか柵とか入口のネームプレートとかの動かないものがおすすめです。

石灯籠(いしどうろう)

じんりきしゃベンチ

あんなところに…消火器ボックス!

④円から2メートル(絶対じゃないけどなかなか絶妙な距離です)くらいのところに線を引きましょう、これで準備OKですがスタートの場所を決めておくのを忘れずに。

さあ始めましょう!
線を踏まないように立って円の中に入るように石を投げて

はずれ

またはずれ

やっと入りました~(≧▽≦)
書かれた場所や物を確認、2人目以降も同じに進めてみんなが行き先決まったら…
「よーいドン!」です。
自分の場所にタッチしてスタート地点に戻ってきた順で勝敗が決まります。
勝敗は一回ごとに決まりますがこの遊びのおすすめポイントなのが、走るのが得意でも苦手でも3歳でも13歳でも誰でも1位の可能性も最下位の可能性もあることと、鬼ごっこと違って苦手な子がずっと鬼になってしまうなんてことがないのです…鬼、いませんから。(笑)
初めは大人が説明しながら書いてあげましょう
小さなお子さんなら書きながらどれの事なのか教えてあげると良いですね、一番下が幼稚園くらいなら行き先をすべてひらがなで書くとか、小学生がいるのなら~といい塩梅を見つけていきましょう。
小さい子が一緒だから行く場所は角から角までにしよう(飛び出し防止)とか、すぐそこのもののマスを大きくして狙いやすくしよう(大きい子や速い子はノーカウントなどのルールを追加するのもあり)とか考えながら遊べます。
「こうだから…今回はこういう風にしようね」工夫と思いやりが育ちます。
「2メートルが絶妙な距離」な理由
石を投げますが・・・やってみると直ぐに解ると思います。
円の手前くらいのところまで軽く投げて転がる力で進めるので危なくない事。
狙いどころが判らないほど遠くもなく、でも狙い通りもなかなか~な距離な事。
大きい子と小さい子が一緒に遊ぶ場合など的とラインの間に【おまけライン】を引くスペースがある事も大事な要素です。
きれいに書くことは求められません
写真を見てもらうとお分かりと思いますが、円も字もちゃんときれいには求められないし、ラインもとりあえず「線」が判ればOKで書く向きも気にしない。細かいことは一切気にしないで、結果遊べればいいので、せっかく子供が書いたものにダメ出しをして楽しい気持ちを削がないようにしましょう。

最後に、室内バージョンについて
やることは同じでちょっと小ぶりにするだけです。
画用紙程度の大きさの紙に書いて、あればおはじきをはじいて円に入れたり紙を小さく丸めたものを転がしても良いので、道具が無くてできないとかは起こりません。
スーパーカー消しゴムをペンの頭で飛ばしてもいいですよ!(一番なさそうですが)