小学校では、新学期が始まり個人面談を行うことが多いです。
私が小学生だった頃は(地域にもよりますが)、自宅に担任の先生が出向いて30分ほど
子どもの話をするという流れでした。なので、先生にくっついて自宅まで道案内したり、今日は先生が来るから掃除しておいてと、親に言う事もありました。
今では、コロナ禍で個人面談がオンライン化したり、親が学校に出向いて個別にて話をする傾向に代わってきているようです。
そこで、今年初めて個人面談に行くママさん向けに、個人面談についてお伝えします!

1.【個人面談とは…】
小学校で行われる個人面談は、自分の子どもはどんな性格なのか、また家での様子を伝えたり、学校ではどんな様子なのかなどを先生と親が情報交換や相談をする時間です。
学期が始まる時期に定期的に行うことで、前回からの成長や新たに悩んでいる事、先生にお願いしたい事などを共有し、その子にとって成長できる学校生活になるよう話し合うことができるのです。
面談時間は、だいたい15分で設定されています。
2.【どのような事を話すの??】
まず、先生から学校での様子、お友達や係活動、勉強等話してくれます。
ですので、それを聞いての感想や心配な事、家での様子等を話していきます。
担任の先生は、1クラス約30~40名のお子さんの一人一人の記録、記憶を振り返って準備をしていきます。
こちらも、行くだけの目的にせず、子どもから学校の様子を聞いたり、改めて子どもの様子を意識して振り返ると何か気付く事があるかもしれません。
当日までにメモしておくと、緊張していてもメモをみれば思い出します。
3.【当日、気を付けたいこと】
個人面談では、分刻みに保護者が入れ替わりして行われます。
バタバタする状況ですので、当日気を付けたいことを3つお伝えします。
- 面談時間に遅れない・決められた時間を守る
面談時間には遅れないようにしましょう。
予め時間が決められている為、子どものことでたくさん話したい気持ちはわかりますが、
迷惑をかけないよう、そういう場合は後日、時間を取ってもらえるように相談しましょう。
- 面談では、自分の子どものことを話す
何となく行って、先生と世間話をして終わってしまうパターンもあります。
後は、他の子と比べてしまったり、お友達の事で終わってしまったり・・・。
先生と子どものことについて集中して話を聞ける貴重な時間ですから、このチャンスを逃さないようにしましょう。
- 苦情や要求を伝えるより、相談で伝える
個人面談では、先生と親との情報共有の場だと考えています。
「これはやらないで」「〇〇は嫌です」等一方的な言い方になってしまうと、解決策も出なくなります。
そういった場合は、伝え方を工夫してみてください。
「〇〇について困っているのですが、どうすればいいでしょうか?」
「××をしてみるのはどう思いますか?」
感情的にならずに、伝え方を工夫してみると、先生視点からの考え方も聞けますし、思いもつかなかった解決策が見えてくるかもしれません。

~まとめ~
今年初めて個人面談に行くママさん向けに、個人面談についてお伝えしました。
初めてのことで緊張するかもしれません。
しかし、この個人面談がどのような目的で行われるかをしっかり把握しておけば、
小学校6年間過ごす子どもにとって、過ごしやすい環境を整えてあげる第一歩になることでしょう。