
1.【0歳から保育園に入ることは可哀想?】
周囲から、0歳から保育園に入れることに対して、可哀想だと言われることがあります。
確かに、1歳までの子どもの成長は著しいもので、たっちする姿を見たり、あんよする姿を見たりなど、そのはじめての瞬間は逃したくないものです。できればその一瞬を見逃したくない!そのような気持ちは同じですよね。
生まれてすぐにママから離すことが可哀想だという意見もワーキングママの声としても少なくありません。
しかし、それは可哀想というのはそれぞれの家庭の考え方です。
0歳からでも仕事をしていかなければならない環境にある方もいらっしゃいます。 決して可哀想という考えに流されてもいけません。
保育園児は実際に最短のところで生後57日目から入園することができます。
確かに、免疫力がついていないので風邪などの病気をもらってきやすいですし、予防接種が終わっていない状態で通わせるといったリスクはあるでしょう。
2.【0歳児から保育園に入るメリット】
近年はワーキングママが増えていることで、保育園に入園したくても待機児童で悩まされる地域も少なくありません。
地域によって異なりますが、0歳児クラスは申込者が少ないという点もあって1歳児以上のクラスと比べて受け入れてもらいやすい傾向にあります。
0歳から入園するメリットは意外にもたくさんあります。
①周りにもまれて過ごすので成長しやすい
保育園はあらゆることを集団で学んでいきます。 園によっては、自立できるように着替えや一人で食事する方法なども細かく見てくださるでしょう。
また、トイレトレーニングは家庭で行うのはなかなか難しいものです。 漏らす度にお掃除、洗濯と大変ですが、保育園はトイレも見てくれるため、自然とトイレトレーニングの習慣を身につけやすくなります。
周りのお友達と同じように行動する習慣が子どもたちにはありますから、あらゆる面で成長を早くから促すことができます。
また、3歳~5歳の混合保育の保育園もあります。1クラスの中に異年齢の子が集まると、自然とお姉さんとお兄さんの様子を見て覚えていくことも多々あります。
②生活リズムが整いやすい
保育園は春休みや夏休みなどの長期休暇が基本的にありません。
毎日決まった時間に起きて、登園し、保育園で遊び、食事、お昼寝をして活動するルーティーンが決まっています。
そのため、生活リズムが整いやすいので、良質な睡眠をとることができるようになるでしょう。
睡眠は成長ホルモンを分泌される時間ですから、とても重要な時間です。 乳幼児から生活リズムを整えて質の良い睡眠をしていることで、健やかな成長が期待できるでしょう。
3.【3歳児から幼稚園という選択も】
3歳児になると、いわゆる年少さんと言われるようになります。
ようやく保育園にも慣れて、のびのび保育園生活ができるころでしょう。
ここで、幼稚園という選択肢も考えるママさん達もいるのではないでしょうか。
実際、住んでいる地域にもよりますが、幼稚園でも延長保育を実施しているところもあります。
ということは、預ける時間帯は保育園も幼稚園もさほど変わらないということになります。しかし、保育料に関しては幼稚園のほうが延長保育料として月額やその都度払いなど出費が増えてしまいます。
保育園では体験できないことが幼稚園でできることもあったりします。
もし迷っているのであれば、HPで確認するのも良いですが実際に現地でお子さんと一緒に足を運んで見学してみると良いでしょう。

~まとめ~
いかがでしたか。小さなうちから保育園に入れると多くのメリットがあります。
お母さんがもう一人できるそんなイメージでしょうか。保育園で1つ1つできたことを共有したり、悩んでいる事を相談したり我が子の成長を共に見ていく素敵な場所だとも思います。卒園しても、ぜひ保育園に「こんなに成長したんだよー」と遊びに行くのもきっと喜ばれることでしょう。
ぜひ、周りからの意見に惑わされるのではなく、預けるうえでのメリットやデメリットも考慮しご家庭ごとに判断されると良いでしょう。